プロフィール

マルガリータ

Author:マルガリータ
☆アトピー略歴☆
3歳 発症(その後消える)
11歳〜 (頭皮、首、脚、顔は軽め)
  ・食事療法
  ・ステロイド治療で首が紫色に
16歳 ハワイマウイ島転地療養ツア
   ー(某クリニック主催)参加
   10日間で突然綺麗になり感動
   これを機にハワイ旅行を繰り
   返し落ち着く、悪化した
   場合はステロイド使用
27歳 ハワイ長期滞在(3カ月)で
   完治状態
28歳 帰国後急激悪化
   ステロイド治療
29歳 オーストラリア長期滞在
   (1.3年)で完治状態
30歳 帰国後激悪化
   ・ステロイド大量使用
   ・頼みのハワイ旅行でも、
    激痛、低体温症、
    浸出液べとべとで
    悲惨な旅行となり、
    大ショック。絶望的。
   ・1月某四国の病院入院、
    ステロイド大量摂取
   ・2月運命の出会い!
    藤澤重樹先生の下、脱ステ
    開始!
31歳 10ヶ月のリバウンド地獄
32歳 完治状態、社会復帰
33歳 順調 
34歳 順調 
35歳 順調 
36歳 強烈なストレスによる
   第2リバウンド?で激悪化
   豊富温泉治療(1.5ヵ月)
   でまた完治状態!
   社会復帰するも、再度悪化で
   退職、再び豊富温泉治療
   (2週間)で復活
37歳 3度目の正直!
   豊富温泉治療(2週間)で
   復活!
   運動・食事・意識改革
38歳 ストレス悪化で豊富温泉
   治療(2週間)真冬の激乾燥で
   いつもより復活度悪く帰宅
39歳 ストレス悪化で豊富温泉
   (1ヶ月)


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(5)脱ステ開始 31日目~

四六時中ひりひり痛い。
気を失いそうな痒み発作が日に2-3度訪れる。


「楽しい事をしましょう!」
全くできる状態ではない。
できるのは、全身傷だらけの痛みに堪える事のみ。

痛みで毎夜2度起きる。
夜中の痛さはひとしおで、傷口に塩の痛さだ
軟膏の冷えと訳のわからない汗でもない湿った感があり、
寒いけれど布団を剥いでクールダウンする。
が、寒いのでストーブをつけて暖まる。

90分間は起きている。
布団に接するのが痛いので、座って寝る事にした。
立って寝られれば、一番良いのだ。

寒いのと乾かしたいのと、暑いのと、
理解不能な感覚で頭がおかしくなる。
とにかく、「快適な状態」をつくることができない。
夜中の恐怖には耐えられない。


脱ステ31日目

お風呂に入ったら、感覚として快適。
今日はさらし無しで眠ってみる。

脱ステ32日目

傷が痛い。
足の甲は、皮膚取り皮膚作りの繰り返し。
耳たぶの肥大化が無くなった。

脱ステ33日目

何となく具合悪い。38.7℃?

脱ステ34日目

頭皮の左右が大きく浸出液。
腿の付け根のリンパの腫れが巨大。ゼリービーンズ大が7個もある。
顔が粉吹き真っ白でお化け

脱ステ35日目

頭皮の収拾がつかないので、大好きなロングヘアーを泣く泣くカットした。
とっても傷ついた。

脱ステ36日目

夜中に必ず起きてストーブを抱くように30分間ぐらい温める。

脱ステ37日目

こたつがどうも辛いのは何故なのか?
沢山重ね着するのと同じぐらい痛いような辛い感覚があるのだ。
サウナのように、暖かい場所で裸で居るのが楽なのだ。

脱ステ38日目  藤澤先生診察

むくみに、たんぱく質が足りないのではと、肉の摂取が許可された。
顔と頭皮が良くなってきた。
外出可能な程度に剥がれる皮膚を落ち着かせる事ができた。

脱ステ39日目

夜中が辛い。

脱ステ40日目

夜中が辛い。

脱ステ41日目

WBC面白い、久々に痛みを忘れていられる瞬間ができた。

脱ステ42日目

WBC面白い。

脱ステ43日目

久々に外出:鎌倉へ
気分転換できたはずなのに、激しい尋常ではない、叫びたいほどのイライラが。
寒さと痛さで力が入るからか肩が凝る

脱ステ44日目 台風

手の甲が異常に痒い。
全体的に横ばい?

脱ステ45日目

眉毛とまつ毛が減った。(一時濃かったのは、ステロイドのせいか。)
むくみは筋力低下のせいもあるのか?筋トレ頑張る。
顔は粉吹き婆だが、白くて綺麗。

脱ステ46日目

変わらず

脱ステ47日目

頭皮が治らない事が判明
脱ステ48日目



脱ステ49日目

お風呂に入る
手首気持ち悪い。自殺を図ったように、ぱっくり


脱ステ50日目
体水分量が69%もある。
正常値は50%台らしい。

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(4)脱ステ開始 15日目~

モクタール 10g
プラスチベース 10g
亜鉛華軟膏 50g


を塗り、白いさらしを体中に巻いている。

もちろん、ステロイドは使わない。

天然由来のタール材は、灰色のすごい臭いヤツ。
さらしは毎日、洗剤と重層で洗面台でひたすら手洗い。(もちろんゴム手袋をして)
これがなっかなっか落ちない憎いヤツ、
40分間ぐらいごしごしと格闘する。
脱水と干すので何だかんだで、1時間ぐらい、さらしの洗濯が日課になる。





脱ステ15日目

痒み止め
体の浸出液が止まって来て、乾燥して来て良かった♪
足の甲の水泡が止まらない。
顔は相変わらずフランケンシュタイン
足全体と腕が痒いし痛いし赤い。

脱ステ16日目

痒み止め
足と手がむくんでいる事に気がつく。
耳の肥大もそれか。
顔のフランケンシュタインが激しい。

脱ステ17日目

痒み止め
お腹、背中、わき、傷の浸出液が痛い。
太ももの皮膚が異常に硬い。しかし、掻くとすぐ浸出液が出る。皮膚が薄い。意味がわからない。

脱ステ18日目 ひどくて病院行けず。

足のむくみが激しい。ゾウ足に。
足が太くなった、こんな太さ人生初!
ちょっと掻くと浸出液が。
あきらかに異常だ。

脱ステ19日目

痒み止め
足の甲が左右とも肥大化
リンパ液が溜まったのか?
ゴキブリ体操でリンパを流す事に努める。
頭と顔は剥がれる皮膚が激しい。
フランケンシュタイン。

久しぶりに昨日は朝まで眠れた!

脱ステ20日目

全体的に足がつっぱる感。
足が太いのに、皮膚が足りない感。
他は同じ。
痛くて痒い。

脱ステ21日目

お腹がどうしても眠っている時に掻くようで、
赤むけになっててものすごく痛い。
全体的に乾燥して粉吹きパン。
痛い。

手のひらのみ、綺麗
化粧や整髪料等、化学製品を全く使用してないからか。

脱ステ22日目 雪

傷が浸出液で痛い。
モクタールも冷たくなるので冷えて塗りたくない。
不快、寒い。
顔がしわしわ老婆になっちゃった。

脱ステ23日目

腿の硬さが取れて、一安心。

脱ステ24日目
痒み止め
同じ

脱ステ25日目 藤澤皮膚科通院

足が入る靴が無い。
スニーカーの紐を取って、何とか収めた。
フランケン顔とか頭皮を収めて何とか泣きながら外出できた。

脱ステ25日目

顔がすごい突っ張り両目が一重に。
火傷の後みたいに、皮膚が突っ張る。
しかしぽろぽろと剥がれるのがなくなった。

脱ステ26日目

3日ぶりにお風呂入ると、顔の皮がボサボサーーっ!
顔に鱗が生えた。
しかし生まれ変わっている感。

脱ステ27日目
顔が引っ張られる。が、着実にnew skinって感じがする。
全体的に痒く、剥がれる皮膚の量がすごい。
掻いている間は異常に気持ちがい良いので止まらない。
しかし、気がつくと浸出液が噴き出して、痛くなる。

足の甲が相変らすむくみ、痒み、浸出液、足全体も硬い。
首は割と綺麗。
目の周りがかすかに切れている。

脱ステ28日目

頭が急に痒くなったのでお風呂でごしごししたら、浸出液が噴き出した。
全てちょっとこすると浸出液が噴き出す、勘弁。

脱ステ29日目

モクタールは皮膚の再生が早い感じがする。
足の甲は膨らむのと萎むのの繰り返し。
足と腕痛々しい。

脱ステ30日目

痒み発作が襲った。
頭皮が収拾つかない。
手足の痒みが激しい。止まらない。











































(3) 脱ステ開始 1日目~14日目

脱ステ1日目

顔(鼻下&口の周り)ににきび?が出る。
頭皮から浸出液が出ている。



脱ステ2日目  藤澤先生初診

耳中、乳首から浸出液が出ている。
足の甲にプツプツが出てくる、痒い。
足の皮膚全体がひび割れている。
皮膚の薄さがすごく、血管が透き通っている


脱ステ3日目

昨日の部位+陰部の方まで浸出液が激しい。


脱ステ4日目  藤澤先生通院

UVB
レーザー
ヒスタグロビン注射→21時頃手の違和感&軽いめまい

浸出液。
頭皮、全体的に皮膚が取れてきた。
赤みが出てきた。


脱ステ5日目

浸出液
頭皮と体の皮膚が剥がれてすごい。
赤みあり。


脱ステ6日目
目の周りが違和感。
全体的に痒いので痒み止め飲む。



脱ステ7日目

痒み止め飲む 2回
背中の皮膚剥がれがおさまったが、硬い赤色で不快。
頭皮も顔もうっとうしい。

脱ステ8日目

朝起きたら足の甲に水泡ができている。
夜中掻いているようで、お腹の傷が痛い。


脱ステ9日目

夜中起きる。
手袋取れる。
足は全体的に乾燥のみで、わりと綺麗。
足の皮膚が厚くなってきてた。
背中とお腹の傷が浸出液も出て痛い。
顔は乾燥激しく、剥がれた皮膚がティッシュのふさふさの様。


脱ステ10日目
痒み止め飲む。
全体的に浸出液と激しい痒みとでボーっとする



脱ステ11日目  藤澤先生通院

痒み止め飲む。
体の浸出液と激しい痒みで意識を失い倒れそうな時が2度ほどあり。

脱ステ12日目

痒みと激しい傷の痛み、乾燥で辛い。
ボーっとする。

脱ステ13日目

痒み止め
腕と足の乾燥が痛い、赤みあり。
耳たぶが肥大してほてる、浸出液。

脱ステ14日目

顔のひび割れがフランケンシュタイン状態。
目の周り、浸出液。
体が大分浸出液が引き、乾燥して来て良い。
足の甲はまだ膿んでいる。
爪が何故か光っている。


最近の睡眠がどうしぃようもなく、辛い。
暑くて、寒い。
少し暖まると、足やお腹の傷がすごく痛む。
ヒリヒリで快眠ができない。
すごく寒い。
暖かくすると痛みが増す。
掻き防止に手袋をしてもいつも取れている。
寒い朝は地獄だ。
傷が痛くて痛くてたまらない。
ベッドから起き上がるのに莫大なエネルギーを要する。
痛みと絶望感に悶え苦しみながら、ものすごい時間をかけて着替える。










(2)何もしなーーーい!!のがメイン治療。

・UVB照射
・低出力レーザー照射療法
・脱風呂
・脱保湿


これが基本的治療法だ。

先生の口癖は「何もしなーーーーい!」だ。

何年も色々試行錯誤して来た努力を一層するような、
何て軽い、失礼な・・と、最初は思う。

しかし、まさに、「何もしなーーーーーい」治療だ。
それと、
「楽しい事をいーーーーーっぱいしなさーーーい!!」
これがメイン治療だ。


衝撃的は、脱風呂=風呂断ち
「冗談じゃないーーー!!」
1日たりとも欠かせたことは無かったシャワータイム。
お風呂は大好きだ。
最初は、絶対にやらない!!と思った。

やり方はこうだ↓

顔や体は極力濡らさないようにして、
わきや陰部等のみ、軽く洗う。
シャンプーも使用しない
保湿剤も使用しない

肌をずっと乾いた環境に置くことにより、
肌のバリア機能の弱い自前のバリア機能が回復するというわけだ。


悔しいけれど、先生を信じてトライ始める。

そもそも日本人はお風呂に入りすぎなんだし。
海外はそんなに入らないし。
昔なんてそうそうお風呂に入るわけではなかったし。



初診の時に、 ヒスタグロビン注射をしたが、
そのせいか夜、少々手の違和感やめまい気味を感じたので、
何となく嫌だと先生に申し出たら、次回から打たないことになった。

このように、何を注射するかは明朗な説明書付きで教えてくれ、
患者が嫌な治療はしない。
何しろ、話しやすい。
怒られる不安や質問してはいけないのではないか、という遠慮が要らない。
これこそが、「患者中心」の理想の在り方だ。

やっぱり藤澤先生は良い先生に違いない。






(1)運命の出会い~藤澤先生~アトピー完治への道。

あそこは行っちゃいけないんだよ・・・こんなに委縮しちゃって・・・・・。」
私の腕を触りながら、大変気の毒そうな目でおっしゃった。
病院を退院して3日後、一刻でも早くという事で、
脱ステ」こと、脱ステロイドの藤澤先生の所へかけこんだ。

自分で気が付かなかったが(すっかり洗脳状態)、
入院ですっかりきれいになったと思った皮膚は、
実はただ委縮していた事が判明した。

湿疹は無い物の、おばあさんの皮膚になっていた。
血管が透き通る、
薄くて
しわしわの皮膚だ。

写真でははっきりと見えないが血管が透き通って見えるぐらいの薄い皮膚。
ステロイド漬けにしたのに、実はちっともきれになっていない。
謎の赤みが広い範囲にくっきり、皮膚だけが委縮してしまった。

腕20090124

入院中に塗りたくっていた薬のおかげで、湿疹は抑えられ、
一見、ものすごい綺麗になった。

しかし完全に皮膚は委縮してしまっていたのだ。
今にも破けそうに

でも、あまりにもツルツルの手触りなので、嬉しかった。
(洗脳状態!)
アトピー患者には、まさに奇跡のツルツルだ。

しかしこれは、偽物の皮膚なのだ。
喜んでいる場合ではない!!

薬が切れれば、大変なことになる。

退院翌日、早速体の異変が現れた。
頭皮が一部剥がれて、べたべたしてきた。
頭から浸出液が噴き出して、髪の毛がくっついているのだ。
耳の中も同様に、じくじくしだした。
弱い所から始まったのか・・・・・。


要は、体がステロイド依存症ステロイド中毒になっているので、
ステロイドを止めた途端、
体が「ステロイドくれーー!!」と叫んでいる状態だということ。
薬物中毒と似ている。
退院して薬を急に止めたので、
皮膚の禁断症状が現れてきたのだ。


「一緒に頑張りましょう!
アトピーは完治できるからね!!」


これからどんどんステロイドの影響が出てくる、
辛いけど、1年半~2年で良くなる、ということだ。

先生は私に希望の光を下さった。
完治」という言葉を使う先生は初めてだ。

そしてさらに感動したのは、
先生の方針は、「患者が中心」で、いつもにこにこしている。
あれ駄目、これ駄目、という言い方はしない。
そして、「一緒に」という言葉も心強かった。
一方的に上から冷たく「頑張りなさい」とは、言わなかった。

この先生は良い先生に違いない。

私の壮絶な戦いが幕を開ける。

(8)さよなら、そして竜馬さんに宣言!

退院させてくれないよー。」
皆が一様に言うセリフだった。
「自分で何とか頑張って、皆退院して行ってるんだよ。 笑」 
 
予定としては、1週間~10日間と設定して来た。
予算的にも、その辺が妥当なところ。
何しろ自由診療
1週間で15-20万と聞いて来た。
しかし実情は、病院的には「最低でも2週間程度」のようだ。

行きはヨイヨイ、帰りは~・・・・・。

絶望の果てに選んだ某病院入院。
90年代、テレビで話題になるなど、超有名病院だった。
当時は入院患者が多すぎて、皆が皆サンドバスに入れるわけではなかったらしい。
私は贅沢にも、1日2回入らされた。笑

その後、様々に叩かれる等し、ブームは去って行ったようだ。

絶望の淵に居た私は、とにかく「転機」が欲しかった。
集中治療」と「転地」にかけ、いきなり病院に電話をかけた。
入院したいんですけど・・・。」


行く前に、「2チャンネル」は見るべきでなかった。
詐欺」「いんちき」「金儲け」等と、怖ろしい言葉が沢山並んでいたからだ。
しかし、稀に見られる「明るい言葉」に希望を見出し、
(何にだって批判はあるものだ)と信じ、自分の前途を祝して旅立った。

私を遠くの地へ送り出したまさにその直後、母が本屋で「脱ステ」と出会う。
まさに、運命のいたずらだ。
何故このタイミングで?  
しかしこれが、人生最大の、素晴らしい出会いになったのだ!!!

母がくれたメールは、衝撃的内容だった。
正直最初は、怒りさえ覚えた。

希望に胸を膨らませて治療を始め、友達もでき、
入院生活パターンにも慣れ、楽しく快適に過ごし始めていたところだった。

包帯人間のおかげか暖房全開のおかげか、
館内はどこも常に暖かく、家に居る時のような「寒さに力が入る」事もなくなった。

包帯人間の時は、
皮膚の痛さや痒さを比較的に忘れられた

ぐるぐる巻きにされているので皮膚の状態を見る事も触ることもできないから、「忘れられる。」
今思えば、薬が良く効いていたか。

そうなれば、こっちのもんだ。

胃や頭が痛いわけでもなく、気持ちが悪いわけでもなく、
ある意味「健康人間」なので、
言ってみれば、温泉旅行者気分とも言える。

三度のおいしい食事に、サンドバス、たっぷりの自由な時間と22時就寝。

午後の「処置」と診察は14:00からになっている。
診察は毎日は無いので、「処置」、つまり包帯ぐるぐる人間が完成すれば、
夕食までは長い自由時間だ。
早い時には、15:00ぐらいに解放される。

車を出してくれるナイスな子が居たおかげで、ちょっと遠出ができた。
ジョン万次郎の足摺岬や、遍路八十八か所巡礼地の一つになっている金剛寺竜串海岸と、観光地巡りをして、大満足。 

どこも車で40分程度なので、夕食前にはちょうど戻れた。
夜は「食後のおやつタイム」をこっそり始め、語ったり読書やテレビを見たりする。
こんな感じで入院生活をとっても満喫していた。

しかし一方で、徐々に不信感やら違和感を覚えてきたのも事実だ。
友達の証言や噂、2チャンネルの証言、謎の塗り薬、自由診療・・・・・・

そういう中での結論だった。
とにかく予定通り、10日間をめどに帰ろう、絶対に帰ろう。

寒い早朝にも関わらず、同室の友達が見送りに出てくれた。
別れはいつも、寂しくて悲しい。
内科の患者さん達にも軽く会釈する。
何回か夜の呼吸法体操に参加したので顔見知りだ。

さようなら・・・。

30万程度 カード支払い。
10泊なのに、朝まで居たから11泊分取られた・・・。
チェックアウトの日は普通取らないでしょ・・・・・。

 注射・点滴代 
 投薬治療代  
 外用治療代  
 検査代     
 入浴治療代  
 入院費     
 軟膏・外用薬 



一人、竜馬さんの桂浜観光をして東京へ向かった。
大雨で人も殆ど居ない桂浜だったが、とっても神がかっていて美しかった。

アトピーが良くなって元気になって頑張ります!と宣言した。
お願い」をするとお礼参りに来なければならないので、「勝手に宣言」にした。笑

誰も居ない、桂浜発バスの中、切符売り場のおばちゃんがくれたみかんを頂く。

(7)恐怖の!院長診察。

月に2度ほどの院長ご来院になると、
看護婦さん一同いつもと雰囲気がガラっと変わる。
前日ぐらいからピリピリムードじゃない??

「明日は全員診察なので・・・・」
いつもとは違う「診察の手順」が説明された。
院長診察は、大イベントのようだ。

4人ぐらいのグループに分けられ、お揃いのアニメ柄タオルが配られた。
小学生時代、プールの時間に使ったゴム入りのマントタオルだ。
パンツ1丁に、このタオルを被って待つ。

「先生が、「足」と言ったら、すぐに片足づつ、先生の腿の上に乗っけて下さい。」

?!
いよいよ本番。
4人一緒に診察室へ呼ばれた。
1人は、先生の前へ。
他はカーテン1枚の仕切りの後ろで待機。
(っていうか、丸聞こえじゃないの・・・笑)

友達は無事に終了。
いよいよ私の番。
マントを下ろして、パンツ1丁のヌードになって座る。
院長と、横にS先生が立っている。
(噂どおり、院長怖そう~!)
でもこっちだって、そんな気迫に負けじと、毅然と立ち向かう。

足、腕・・と観察される。
「・・・こーれはひどいなあ(あら、大分良くなったのにい?!)・・・じゃあ、明後日もう一度見よう。」

間髪入れず、
「先生、すいませんどうしても帰らないといけないんです!」

院長の逆鱗に触れる。

「好きにしろっ!そんなんじゃあ、絶対治らないぞっ!!」

S先生がフォローを入れて下さり、逃げるように立ち去る私。

(ほっ・・・・)。
何とかクリア。

(6)痛!マグニー石で研磨される爪・・・・。

3日目ぐらいにふと気がついたのだが、
手の爪がピッカピッカに光っている。
しかも深爪にならんばかりに、まっ平らに削れている。

驚いて軽く騒いでみると、友達も皆、
掻くから爪が研磨されんねん・・・。」

ひょえー??

同じ事を診察時、先生に確認をしてみた。
「薬に入っているマグニー石の研磨作用のせいだね」

ぎょぎょっ!??(さかなクンのマネ)
軟膏をつけた体を掻くことによって、爪が研磨されてるって、どんだけ~??

夜中掻いているのだろうか?自覚が無い。
特に中指の研磨がひどく、
すでに多少痛く成って来たので、
寝る時に絆創膏でガードして寝るようにした。

それにしても、こんな体験始めてた。
マグニー石ってなんじゃい。

・Ab
・Va0~Va4、
・DGクリーム、
・イクタモール


結局これら薬の正体は不明だ。

患者は院長先生に全権を譲るべし
そういう方針の病院だ。

「処置」時、他愛もない会話をしながら
それとなく薬の事を質問してみても、

「そういう事については先生の本を読んで頂ければね、わかるはずです」
突然距離を置かれる。

そんなんで、ここに居る患者の誰もが薬の内容を知らない。
知らされていない薬を、大量に摂取している。

(5)効果抜群?!心臓ドクンドクン、恐怖の?サンドバス。

大きめの浴槽に、ビービー弾のような小さな石が敷き詰めてあり、
その上にこれまた真っ裸で仰向けになる。

2人組みのおばちゃん達が手で石をかけてくれる。
かなーり重たい。

1人終わる毎に、熱湯殺菌処理をし、冷ます。
プロのおばちゃん達ができちんと温度確認をしているが、担当のおばちゃんによって温度が若干違う。
「熱くないですかー?!」
熱いというと、シャワーで冷ましてくれる。

8分間から始め、最長20分間、これがなかなかキツイ。

顔以外埋もれているのだが、
指先から足先まで、「ドクンドクン・・・」と脈打つのがもろに感じられる。

ちょっと、怖い。
「ドクンドクン・・・・・」
効いてる~効いてる~と言い聞かせる。

ドクンドクン」が駄目な子も居た。
「肩ぐらいまでで勘弁してもらってるよ。怖い~笑」

頑張りすぎて、気持ちが悪くなる子も居る。

1回2500円。
最長の20分間まで入りたい。

サンドバスは内科の患者さんも利用する。
「いやー気持ち良かったわーー。」
大満足のおじいちゃんも居る。

確かに寒い日の朝一番なんかは、気持ちが良い時もあった。
有線のBGMが心地良いし、贅沢な気分にもなる。

私の最高記録は10分だった。

(4)ミイラ人間、気にせず街を歩く。そしてカツアゲされる。

出かける時は、包帯ぐるぐる巻きのミイラ姿のままだ。
冬場なので、コートを羽織れば何となく隠れるが、
顔は勿論スッピン薬でてっかてっかだ。
首の包帯も手の白手も見えているが、気にしない。

この小さな町では、今更こんな患者姿に驚く人も居ない。
もうずっと昔から、ここの病院のアトピー患者さん御用達。

ちょっと驚いた事には、
ここの住民の方々は全体的に、
病院患者とさほど変わらない格好をしているよ・・・スウェット姿って感じだ。

そしてもう一つ、若い子が居ない
小中学生か、おっちゃんとおばちゃん以上という年齢構成だ。
「若い子が居ないから、珍しい目で見られるでしょ?」
看護婦さんもこんな事を言っていた。
ミイラ姿」を見ているんじゃなかったのか・・・・。???

過疎の町とはこんな感じかしらん?
ガールズで消防署前を通り過ぎた時の、「彼らの視線」は、それ故だったのか?笑


最近では珍しく、温かい気持ちにしてくれたのは、
中学生の「こんにちわー」だ。
今時、見知らぬ他人にすれ違い様にこんなに爽やかな挨拶をするなんて。
思わず(?!私に?)という反応をしてしまった。
そして急いで「こんにちは~♪」と返した。

長閑で良い町だなあ。
空気おいしいしなあ。


「一通り揃っているし、あれこれ迷わなくてとってもいいのよ。」

なるほど、看護婦さんの言う通り。

薬局、電気屋、携帯ショップ、本屋、充実したスーパー、大型100円ショップ・・・
選択肢は少ないが、生活に困らない
こういう生き方もありなのかな・・・・。

入院しに来る前は、
良かったらそのまま移住の候補地にしちゃおう、なんて考えてみた。
何しろ院長先生が研究した結果得られた最優良地なのだから。

実際、病院で働いている人の中には患者さんも、ちらほら居る。
働きながら治療を続けているようだ。
どのぐらい居るのかは不明だが、一見したところ完治の期待は・・・・・。

こんな長閑で素敵な街だが、1つ興醒めした出来事を思い出した。
「カツアゲ」だ。
目の前の「流行っていない方の」スーパーでの事。

「あんたあ、どこから来たん?ここの人じゃないね。」
例によってお菓子コーナーに居ると、
少し腰の曲がったおばあちゃんが声をかけてきた。

(おー、来たきた、人情味のある街だものね♪)
海外ではよくあり得る展開をイメージし、ここに来た経緯や、病気の事を話す。

「毎朝ね、あんた、お天道様に向かって、南無阿弥陀仏を3回唱えなさい。治るからさ。ここはね、竜馬さんがね、見守ってて下さるからさ・・・・絶対治るよ・・・」

なんかハチャメチャな感じだが(笑)、心がほんわかした。

しかしながら、数秒後に大きなパンチを食らう。

「そんでさあ、あんたさあ、悪いけどさあ、100円持ってる?」
??
おばちゃん何にも持ってなくてさ、ちょっとさ、貸してくれん?」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・??

「いいですよ。」
Vuittonの財布から小銭を出す。

「あのなあ、もう100円は無理やわなあ?」

・・・・・・(笑)

これも何かの縁、竜馬さんの罰が当たると嫌なので、200円を渡した。
おばあちゃんは、何度も「悪いねえ、悪いねえ」と嬉しそうに去って行った。

「それ、カツアゲだよーー (笑)」
皆に馬鹿にされた。

(3)意外においしい病院の食事。

食事はなかなか美味しい。
献立表がもらえて、助かる。
院長先生の方針による「駄目なもの」以外は全て出される。
刺身卵料理も、パンいちごジャムおかめ納豆(国産大豆じゃないよね?)も出た。
肉が出なくて、寂しかった。というより、辛かった。
大好きなハンバーガーが恋しくて仕方がなかった。
大好きなパンも、食パンかロールパンが2日に1度程度しかなかった。

この町には、なんとマクドナルド等のファーストフード店が1件も無い。
怒られても良いから食べたかったのに。

奇跡的に、新鮮そうなパン屋があった。
空き時間に度々足を運んだ。
もしやと思って聞いてみたら、病院に卸しているパン屋さんだった。

昼食前、午後の処置後、また食後就寝前と、
何しろ空き時間が多いので、皆暇を持て余して出かける。
病院の目の前のスーパーを横目に、
片道徒歩15分ほどの活気のあるSunny Martへ遊びに行くのが
部屋の子達との日課になっていた。

1日2回行く時もあった。
2リットル入りペットボトル水は必需品だったので、
それを口実に遊びに行っては、
お菓子コーナーをうろうろする。
まるで子供だ。

面白いのは、皆それなりの理由をつけて、好きな物を食べている。

私はを避けるべきと考えているので、ポテトチップス系は食べないが、
パンは気にせずに食べる。

パンにはマーガリンやバターが大抵入っているからと
避けている子は、揚げ物のお菓子はむしゃむしゃ食べる。
ある子はは2年ぐらい絶っているが、お菓子は気にしない。

院長先生的には、上記全てNGなのだが・・・笑

結局、
好きな物を我慢するストレスよりは、食べた方が良い
にうまく収まった。笑

(2)楽しいアトピー仲間と、日課。

どきどきわくわくしながら、小奇麗な廊下を看護婦の後に付いて行く。
4人部屋の窓側に案内される。
すでに2人、ちょうど同世代ぐらいの女の子が食事中だった。
(待合室で見た人かも・・)

何と言っても同じ境遇の人達だ、すぐに打ち解けられた。

2人とも関西人だった。
私より後に来た新人さんも皆、関西人だった。
職場に関西人は一杯居たけれど、同年代の関西人女性は初めてだ。
福岡も神戸も淡路も大阪も、
日本四大工業地帯からこんにちは、だ。



さて、1日の流れは、こうだ。

06:00 -7:00 起床 シャワー
08:00 朝食
09:00 サンドバス(1回目)
10:00 検温報告(場合により、点滴)
11:00 サンドバス(2回目)
12:00 昼食
14:00 処置と筋肉注射、診察(3日に1度ほど)
18:00 夕食
22:00 就寝


<飲み薬の日課>

・サワシリン250mg
・ホモクリシン10mg
・SOD 2本×2回
・ルイボスティ粉末 2袋×2回



朝のシャワーは、2つしかないので争奪戦だ。

(ちなみに満員御礼の昔と違って、最近は入院患者が少ないらしく、
全部で15人ほどが居た。)

朝食前に前日の薬を落とすのだ。
と言っても、
たっぷり塗りこんで一晩寝かしたコンクリートみたいな薬が簡単に取れるわけがない。
石鹸をつけたスポンジでごしごしやってもなかなか落ちない。
そもそも「大体落とせば良い」事になっている。

同じく頭皮を洗うのも一苦労だ。
ロングヘアを少し嫌々カットしてきて良かった。
こんなことなら坊主に限る。

ぐるぐる巻きの全身包帯を全て取り去るのにも、一苦労ある。
段々にコツを掴んだが、初日は10分弱もかかってしまった。
(無いと思うが)次回があるなら、絶対大きいハサミを持参しよう。

ガーゼは所定のゴミ箱へ入れる。
大量のガーゼが毎日捨てられている。
ガーゼを留める白テープの消費量もかなりすごい。
痛ましいが、そこはしっかり請求されている。

(1)いよいよ入院へ。

1日ががりでようやく辿り着く。

新しく建てたので、明るくて開放的な綺麗な病院だ。
感じの良いお兄さんの受付を済まし、ひたすら待つ。

軽い化粧、ブーツにロングコート、スカーフまでして来てしまったのが運の尽き。

(この子何しに来たの?)と云わんばかりの視線を浴びる。

いやいや、脱いだらすごいんです!
・・・・重症アトピー患者です。

40分ほど待たされ、診察室へ。

コロコロキャリー手荷物に、到着したもう一つのキャリー荷物を受け取らされる。

その場でパンツ一丁になるよう指示される
先生と看護婦の前で、ブーツから脱ぐ作業開始・・。
(先に病室案内され、準備してから診察のイメージだったのに!)
院長先生は月2回ぐらいのお目見えらしく、今日は別の先生だ。
横柄でなくて、感じが良い。多少頼り無い気もするが。

診察が終わると、とりあえず寝間着に着替えさせられ、
散乱した荷物もそのまま一緒に引きづり外へ。

まずは抗生物質の点滴を30分間
(旅の疲れでうとうと・・訛りが心地よいではないか・・)

も、束の間のリラックスタイム。
続いて地獄の処置に突入。

また荷物を引きづり、今度は「処置室」へ。
「処置」・・・・・
敷かれた新聞紙の上に素っ裸で立つ。
「筋肉注射、ちょっと痛いけんよーー」

3人の看護婦に囲まれ、いきなり「ビタミン注射」を打たれた。
右腕に入った注射針が、「ずキューン」。
予期せぬ痛みに思わず右肩が下がる。
「痛い・・・!!」
そして3秒後に2回目の「ずキューン」。
何だ、この痛みは・・・・(泣)

素っ裸の自分が、3人に囲まれ痛みに悶えるこの光景・・・
まるでスパイ容疑者への拷問シーンそのままだった。


その後まもなく、看護婦達はカルテを見ながらものすごい勢いで軟膏を塗りたくって行く。
(実際のところ、全員が看護婦というわけではない。軟膏の塗り方教育をされたおばちゃん達だ。)

ビニール手袋を付けた3人はとても慣れた手つきだ。
べとべとに塗りたくる。
頭皮から足先まで全身くまなく、塗りたくる。
軟膏のプラスティックケースには、Va1,Va2とかが、書かれている。

湿疹の無いきれいな所にまで塗られて、ちょっとイラッ。
口を挟む隙も入れられず、すごい勢いで塗り作業終了。

ガーゼをこれまたこ馴れた手つきで巻いていく。
「はい、右足あげて。」
「はい、左。」
あっという間に包帯ぐるぐる人間の出来上がり。
最後に排泄に支障がない程度に、チョキンと切り込みが入れられた。笑

顔こそ巻かれていないが(昔は顔も巻いていたらしい)、
包帯人間は上から大きめのスウェットを着て、入院体勢に入る。

ブーツやら脱ぎ棄てられた服が散乱し、蓋もしまっていない
キャリーバックを引きづり、いよいよ病室に案内される。
見兼ねた看護婦さんが1つ運んでくれた。
(着の身着のまま・・バタバタだったんだもん・・・・)

「あ、そうそう100円ね。」
箸代金を請求される。
(My箸が要るなんて聞いてないよ~。)
人生初の入院、「闘病生活」が始まろうとしている。

テーマ : アトピー・アレルギー - ジャンル : ヘルス・ダイエット

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